雅安蔵茶 黒茶蔵茶はプーアル茶と同じ黒茶という種類にはいるお茶ですが、プーアル茶とは、また異なった性質で口に含んで、すぐに体や心に感じられる、ほかのお茶にはない独特の趣きがあります。日本ばかりか、中国の茶葉市場でも扱っている店はほとんど見かけません。蔵茶とはチベットのバター茶に使われるお茶です。そうです、チベットで愛用されてきたお茶なのです。なぜ今、チベットのお茶なのか、このページで少し紹介してみましょう。 |
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蔵茶ってどんな お茶? |
それは体が笑う お茶です。蔵茶は見た目も、茶葉の香りもいたって地味なお茶です。価格も上級品でも他の烏龍茶や紅茶、プーアル茶などの中の上クラスの価格で購入できます。淹れてみますと香りは穏やかで、ひとくち口に含みますと刺激は少なく、素直で飲みやすいです。飲み干して、しばらくしますと体が温まり、肩のあたりから背筋にかけて感動のようなものを感じます。つづけて、いくらでも欲しくなり飲めてしまえます。この感触は他の烏龍茶を含めて有機茶を含む超高級茶クラスにある特徴です。蔵茶のこの感触は普及価格品にも備わっています。 蔵茶は高く売るために商品開発された茶ではなく、生活必需品のお茶でした。 |
藏茶の特徴とその他のお茶との比較藏茶は睡眠に影響はありません。お茶の中で睡眠に影響する物質はカフェインです。カフェインの新鮮な茶の中の含有量は最高で、藏茶は渥堆発酵する期間が長いため、物質の複合の過程中でカフェインの減衰はわりに多く、100mlのなかに20mg(緑茶が70mgを含む)藏茶はポリフェノールを含み、神経を鎮める作用をし、脳の神経細胞の作用を労わり、カフェインが誘発する興奮を抑えて調整します。 藏茶は決して睡眠に影響することなく、かえって睡眠の質を改善して、不眠、神経衰弱を予防します。 黒茶とプーアル茶の違い湖南、湖北、四川、雲南、広西などの省区が黒茶の主要な生産区です。黒茶は小葉種の茶樹の成長した新鮮な葉を原料にして毛茶をつくります。プーアル茶は雲南大葉種の晒青毛茶を原料にして、自然発酵と陳化させて、あるいは人工渥堆発酵させて再加工して製作します。黒茶とプーアル茶の外形、内質は本質的に異なる性質を持っています。黒茶は主に緊圧した茶を造り、近辺へ販売し、プーアル茶は各種の規格の散茶と各種の形の緊圧茶を近辺のほか国内、海外への輸出用に販売されます。 黒茶は北方少数民族の茶馬交易の中で発展してきた特殊な茶の種類です。むかしは別称、番茶と呼んでいました。 黒茶の色合いは黒褐色で潤いがあり、風味は純粋でほのかな渋みがあります。水色は明るい紅色の輝きがあり、糖分を減らして脂肪を減らす性質あり、ダイエットと消化を助ける特殊な効果があるとされています。 |
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チベット族の諺に、茶は血、茶は肉、茶は生命、一日茶がないと滞り、三日茶がないと病気になります。蔵茶はチベット族の民生之茶と称されます。漢区から茶を産しないチベット高原まで、お茶を仕入れての交易輸送ルート、茶馬古道はチベット族の生存補給線です。 以下の記載は左の蔵茶のパンフレットにあるものを中国の漢字を日本の漢字に置き換えたものです。ここで効果効能を推薦するものではなく、蔵茶の歴史と文化を伝えるために記載しました。 蔵茶の効能特典(1).消脂原肥,増迸脂肪代謝と有効排除。(2).降血脂,防止動脈硬化,降血糖,調節血圧。 (3).抗輻射,抗病毒,予防腫癌産生,有効排毒。 (4).利咽喉,調理,腸胃通便,改善睡眠。 (5).伏化水質,増迸人体微循環と肌体代謝。 (6).抗気化功效,全方位補充微量元素と維生素, 調節人体機能平衡。 |
雅安蔵茶のご紹介蔵茶は黒茶に属して、中国の磚茶の元祖で、唐代から記録があり、すでに千年の古茶です。産地は昔から今日まで、すべて四川雅安です。雅安のもとは西康省の省都で、雅州と呼び、青蔵高原に移行する地帯で四川盆地の南西に位置します。蔵茶のその制作技術はきわめて複雑で、製造工程は数個に達します。蔵茶には豊富な成分を含んでいます。 茶の中で含んでいるカテキン、お茶のポリフェノール、多糖類、セルロース、植物色素、蛋白質、アルコール類、ケトン類、ビタミン、カルボキシル酸などの多種の微量元素、最優秀健康な飲料です。 蔵茶はその神秘的な制作技術が非常に不思議な保健の効果と“雪域地域の黒金”ですと誉められるため、コレクション収集に愛好されます。 蔵茶の原料は海抜1500メートル以上の有性繁殖茶樹の葉、※紅苔、果実を選択使用し、32の工程を通して精製します。茶湯の色はきわめて赤くて、口当りは純粋で、味は柔らかくて甘くて、さわやかに帰るのが甘いです。 ※)茶葉の1/3ほどの長さの葉柄と茎を残しておくことで、栄養物質を豊富にして発酵により赤みを帯びた琥珀色の水色を増し煮出しによる煎じる方法に適するようにします。 一、蔵茶の原料 海抜1500メートル以上の高山の成長した新鮮な茶を摘み原料としています。毎年、秋に摘み、年一回の採取で、その他の茶の品種が年中摘みとることと異なります。 二、蔵茶の製作 茶葉が摘みとられてから工場が出荷するまで五大工程32種以上の製作工程を経て精製されます。“鮮葉殺青、揉捻、渥堆、発酵、控温、控湿、干燥、圧型などの工程”が全発酵茶にするための蔵茶の主な工程です。 三、蔵茶の含有成分 製品には人類に有益な多くの成分と豊富なビタミンと微量元素を含みます。茶の中に含有しているカテキン、ポリフェノール、多糖類、セルロース、植物色素、蛋白質、脂質類、アルコール類、ケトン類、ビタミン、微量元素などのたくさん人体に有益な有機化合物とカリウム、マグネシウム、セレンなどの0種以上の人体に必須の鉱物質を含みます。 四、蔵茶の特徴 水色は潤いのある琥珀、コハク色で、香気は濃厚で長くつづいて、風味はこくがあって、口当りに苦み渋みがありません。よく煎がきき、風味はながく持続します。 新世紀にはいって高級な飲物になりました。長期にわたり香気を保ち、風味が更に濃く良くなり、品質は更に優れ、コレクションとしての高い価値があります。 五、蔵茶の作用 唾液の分泌を促進して渇きをいやし、解油臓、消化、抗輻射、老化防止、抗コレステロール、血糖と血圧など人体の新陳代謝を調節する効果。 六、貯蔵の条件 冷暗所で、通風がよく、乾燥している室内で保管します。 七、飲み方 茶器のなかに3〜8グラムの蔵茶を入れて、40〜200ミリリットルの水か湯をそそいで煮ます。食事前、食事の後、就寝前に飲むのによく、ホットでもアイスでもいただけます。 八、適用できる人 老若男女すべての方に飲用いただけます。 |
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川蔵茶馬古道茶馬古道は中国南西地区に位置し、荷馬隊を主な交通手段としての民間の国際商業貿易のルートで、中国の南西の民族経済・文化交流の回廊です。茶馬古道はひとつのとても特殊な地域の呼称で、自然で煌びやかで最も壮観で、神秘的な文化の旅行の絶品のコース、埋蔵して尽きない文化の遺産を見出せます。 茶馬古道は古代の南西の辺境の茶馬互市から源を発して、唐宋で盛んになり、明清にはいってから第二次世界戦争の中後期は最も栄えています。 茶馬古道は四川−チベット、雲南−チベットの二つの路線に分かれて、四川・雲南・チベットにつながり、ブータンに延びて、シッキム、ネパール、インドの境界内に入り、西アジア、西アフリカ、紅海海岸に至ります。 標高の高いチベット高原はお茶を産しないので、漢区から高原までお茶を仕入れて、チベット族の生存補給線(茶馬古道、南路辺茶)を形成し、蔵茶はチベット族の同胞人民の民生之茶と称されます。 |
雅安蔵茶のお店、中央右が経理の張継富さんです。張さんの出身地、徳陽は四川大地震の震源地に近く、被害は大きかったそうです。 四川大地震のときは中央政府をはじめ世界各国からの義援金が寄せられましたが、末端の人々へは届かなかったそうです。 しかし、蔵茶はすべての人々に配られました。そして、この店から仕入れて帰国後、数日して日本でも大地震がおきました。 すぐに張さんから放射線にも代謝能力の高い茶として2000KG、1200万円相当の無償援助の申し出の連絡がありました。 |
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