西湖龍井のご紹介
龍井茶は浙江省杭州市の西湖南西の龍井村周りの山岳地帯に産します。茶園は獅子峰・龍井・リン隠・五雲山・虎ホウ・梅家一帯の海抜30メートル以上の傾斜地の畑です。西北に屏風のように白雲山と天竺山があって冬季の間風をさえぎり東南に九系渓の十八谷があって河谷は深くて広いです。
年平均気温は16℃、年間降雨量は1600ミリくらいです。
龍井茶が春に芽を吹くときはいつも霧雨が降って雲に覆われています。
山の斜面の谷川の茶畑は常に雲霧をおびて雨露で潤います。
土壌は酸性の赤土で柔らかくほぐれて通気性・透水性にすぐれています。
茶樹はしっかりと根をはり青々と成長し菜摘時期はながいです。
春に4回に分けて等級別に摘み取り、1.清明前が「明前(蓮心)」・2.穀雨の前が「雨前(旗枹)」・3.立夏の時期はわりに大きくその外見から「雀舌」・その後の4回目は大きく広がり「梗片」と呼ばれます。
西湖龍井茶は巧みで精巧な伝統の製作技術で製茶され、他の茶にない独特の色・香り・風味・形をしています。
西湖龍井茶はアミノ酸・カフェイン・ビタミンCなどの成分は他の茶にくらべて多く含み栄養が豊富で唾液の分泌を促進し消化を助けます。
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早春二月(西湖龍井茶園) 浙江省杭州市 唐鋒 撮影
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西湖龍井の飲み方
どんな茶器でもOKですが耐熱グラスが適当で、グラスを熱湯で温めてその湯を流します。
それからグラスに3グラムの茶葉に200mlくらいの80℃くらいの湯を注ぎます。
3〜5分くらいおきますとかぐわしい香りが漂い、美しい黄緑の茶葉を鑑賞することができます。
左の画像はありあわせの蓋碗ですが縦長のグラスがにあいます。
苦いと感じられるときは温度を低くして淹れますと甘みが増します。
等級は4等級ありましたが最も安いものを仕入れました。香りが芳しく風味も濃厚で西湖龍井の旨みの特徴がはっきり出ているからです。
上級品は茶葉の崩れも少なく、おそらく風味に奥深さもあるのでしょうが、今回は仕入れる茶の種類も多く西湖龍井は価格を優先しました。
西湖龍井は値を問わなければ高値の高級品もあります。今回仕入れの茶は茶葉も見かけよりも風味は良いものを選びました。画像のものより茶葉の色は明前のせいか薄く茶葉は小さいです。
淹れてみますと茶葉の色はうすくなり、若草色からヒスイのような柔らかい雰囲気になりますが、かたちは崩れがあり鑑賞用というより飲茶向きです。
茶葉の香りは高く、風味は清涼で甘みを含む濃厚な風味は長くつづきます。上質のビールのようなほろ苦さは日本人に人気ですが中国でも緑茶のなかで人気があります。 |
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明前西湖龍井 50g 価格 1588円
本体価格1470円/消費税118円
完売しました。
西湖龍井 100g 価格 2858円
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西湖龍井 200g 価格 5080円
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