武夷岩茶 奇蘭左が正岩茶のある地域です。武夷岩茶は山の峰と岩壁の間の水はけの良い礫混じりの砂質土壌と清泉渓流に恵まれているところで成長するので特別の香り「岩骨花香」があるとされます。右は「神茶大紅袍」のクリアーな画像です。 |
||||
ホーム 中国茶リスト 茶器リスト 当店のご紹介 中国茶講座 中国茶教室 お買物の方法 お問合せ |
|
武夷岩茶 奇蘭今回入荷の茶葉の色は画像より少し頃っぽく、濃いスモーキーブラウンのなかに、ほのかに緑色を感じる少量のものが混ざります。香りは強く岩茶のなかでも特に濃厚です。岩茶の烏龍茶らしい香ばしいなかに滋味をおびた深い香りです。中国での奇蘭の紹介では蘭花香とあります。 ポットの 98℃で淹れてみます。茶器を暖め茶洗は茶葉を潤すくらいでサットながします。水色は明るく落ち着いたなコハク(琥珀)色です。 風味はおだやかでクセがなく旨み滋味が感じられ、どんどん煎がすすみ、いくらでも飲めます。飲み干したあとに舌先と舌の両側とのどの奥に本物の烏龍茶にある後味が残ります。 煎を増して風味がうすくなりますと甘みが感じられ口当たりが良く後味がよろしいです。やがて岩茶らしく体が温まってくるのを感じます。 武夷山の奇蘭品種は世紀 90年代に福建省南部平和県の導入の、奇蘭は武夷山の独特でずば抜けている地理条件により生長が良好なため、独特な武夷岩茶の制作技術による奇蘭の品質が優越していて大衆に深く受けいれられて好まれ、武夷山地区で広範に栽培されました。現在、奇蘭は武夷岩茶の主要品種のひとつです。 |
全国メール便 送料無料 後払い!奇蘭 50g 1650円(税込み)完売しました。 奇蘭 100g 2980円(税込み) 奇蘭 150g 4200円(税込み) |
武夷山市茶葉研究所について武夷山の茶の生産販売業者のなかに研究所と名の付くものがあります。このことについては中国のみならず日本でも少し違和感を感じるところがあります。鉄観音その他のお茶ではそんなことがないからです。しかし、中国では社会主義体制のなごりか、食品の研究所などで研究のかたわら生産販売をしていることはよくあることなのです。武夷山の茶業の密集している地域には茶の研究所はとても多くあって、多くの企業は自社の研究所を持っています。 某、某、茶葉研究所、某茶葉科学研究所など類似した名称が付けられています。 現在、武夷山で登録されている茶の研究所は15軒、そのうち3軒は茶の生産もしています。そしてこの現状にはっきりとした評価はされていません。混沌としていると言えるでしょう。 武夷山で2005年末までに登録する茶の企業は176軒あって古い体質の小さい茶農が無秩序に乱立しているところがあります。玉石混合しているといったところでしょうか。消費者のニーズがあっての茶業ですから業界再編制の方向など論争は多いそうです。 右の画像は当店が仕入れている茶葉研究所の王順明老師です。 先生の父の王順民氏はかつて1938年設立の国営の武夷山市茶葉研究所のトップの地位にあった方です。その後、国営の武夷山市茶葉研究所の人材は武夷山市岩茶総公司などを経て現在の茶葉研究所ともっぱら生産を専門とする武雲とに分かれました。王順明老師は茶業界・茶学会の重鎮であり武夷岩茶大紅袍製作技芸伝承人です。 ページ上の画像とともに北京東邦国芸茶文化教育センターならびに武夷山市茶葉研究所の王老師の了解で掲載しました。 |
王順明老師 |