清香大紅袍左が正岩茶のある地域です。武夷岩茶は山の峰と岩壁の間の水はけの良い礫混じりの砂質土壌と清泉渓流に恵まれているところで成長するので特別の香り「岩骨花香」があるとされます。 |
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清香大紅枹 鳳凰単叢のよう茶葉は濃いとび色のなかに、まばらに淡いとび色のものと青っぽいものも少しまざります。 香りは鳳凰単叢の花果香に似た熟した果実のような甘いが漂います。 その香りは強く、鼻を寄せただけでツーンときて、しずかに吸いますと咽ぶほどです。湯にもどった茶葉も岩茶のような茶色のなかに緑がかった色のうすいものも混ざります。岩茶よりも鳳凰単叢のような雰囲気があります。 淹れかたは岩茶のようにポットの98℃では花果香は失われ苦味、雑味が出て清涼感が失われます。 鳳凰単叢にならった淹れ方をしてみます。 鳳凰単叢は98℃のような高温がよろしいとの意見は中国にもありますが当店は別の解釈をしております 。花果香を思わせる香りを高温で引き出そうとしますと消えてしまいます。 茶器を温めて、はじめの茶洗は98℃の高温でサット流しますが、90℃を超えない温度で淹れます。茶をそそぐときに全部を注ぎきるのが一般的な淹れ方ですが、全部を注がず茶器の底に少し湯を残しておきます。 そうすることで茶葉が空気に触れて変質するのを防ぎ、二煎目以降に温度が上がりすぎるのを防ぎます。 水色は岩茶にないオレンジがかった琥珀色で鳳凰単叢にもある水色です。 口に含みますと、ほのかに甘みがあって後味も爽やかです。 飲み干すと、のどに心地よくスーッとはいっていきます。 軽い風味で煎もすすみ、舌先でクチュクチュと遊ぶ余裕もでてきますがやはり烏龍茶にある強い茶です。 飲み干して、しばらくしますと肚にひびくものは強く花果香を思わせるフルーティな余韻がながくつづきます。 淹れる温度をいろいろためしてみますと様々な風味がひきだせると思います。 |
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全国メール便 送料無料 後払い。清香大紅袍 50g 1400円(税込み) 清香大紅袍 100g 2550円(税込み) 清香大紅袍 150g 3580円(税込み) |
武夷山市茶葉研究所について武夷山の茶の生産販売業者のなかに研究所と名の付くものがあります。このことについては中国のみならず日本でも少し違和感を感じるところがあります。鉄観音その他のお茶ではそんなことがないからです。しかし、中国では社会主義体制のなごりか、食品の研究所などで研究のかたわら生産販売をしていることはよくあることなのです。武夷山の茶業の密集している地域には茶の研究所はとても多くあって、多くの企業は自社の研究所を持っています。 某、某、茶葉研究所、某茶葉科学研究所など類似した名称が付けられています。 現在、武夷山で登録されている茶の研究所は15軒、そのうち3軒は茶の生産もしています。そしてこの現状にはっきりとした評価はされていません。混沌としていると言えるでしょう。 武夷山で2005年末までに登録する茶の企業は176軒あって古い体質の小さい茶農が無秩序に乱立しているところがあります。玉石混合しているといったところでしょうか。消費者のニーズがあっての茶業ですから業界再編制の方向など論争は多いそうです。 右の画像は当店が仕入れている茶葉研究所の王順明老師です。 先生の父の王順民氏はかつて1938年設立の国営の武夷山市茶葉研究所のトップの地位にあった方です。 その後、国営の武夷山市茶葉研究所の人材は武夷山市岩茶総公司などを経て現在の茶葉研究所ともっぱら生産を専門とする武雲とに分かれました。 王順明 先生は茶業界・茶学会の重鎮であり武夷岩茶大紅袍製作技芸伝承人です。 北京東邦国芸茶文化教育センターならびに武夷山市茶葉研究所の王老師の了解で掲載しました。 |
王順明老師 |