景徳鎮手作り手描き蓋碗　君子菊

鳥龍入宮　人浸入静				景徳鎮の蓋碗精巧で美しい陶磁器の茶道具の蓋碗は茶碗、茶蓋、茶船のスリーピースからなり紫砂と同じくらい美しいとされます。蓋碗は三才碗とも呼ばれます。三才とは天、地、人の意味です。一組の蓋碗は小さな茶道具ながら小宇宙を構成し、古代の哲人の思想を秘めているそうです。茶船に収まった茶碗はとても安定して倒れにくく、お茶を飲むのに最適な茶器です。左右画像福建省厦門市劉華雲撮影	懸壺高沖　以茶為敬
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景徳鎮手作り手描き蓋碗　君子菊

景徳鎮の手描き蓋碗です。手描きの蓋碗はピンからキリまで多くでまわっていますが、全工程を手作りの蓋碗は少ないようです。
とても薄くできていて、曇天の自然光でも光が透過し、ほかの蓋碗にない独特な白肌に青の絵が浮かび上がる味わい深い風情があります。

薄くて光が透過する性質はボーンチャイナの特徴ですが乳白色の温かみのある白になりますので青が似合うように、この蓋碗は高白泥にボーンチャイナを30～40％配合して釉下に手描きし高白釉で仕上げたものです。

手作りの証として蓋・碗・受け皿ともに加工に使われるくぼみが残っています。型で量産される蓋碗にはこれがありません。

絵柄は蘭花・菊花・君子菊・文竹の四季をそろえていますが、どの絵も日本人好みで格調高く好みの絵を選んでいただければ季節に関係なく楽しめます。中国茶器の青は碧に近いシルクロードの空の青がよくありますが、この蓋碗は日本的な藍にちかく、飽きのこない逸品です。

品質を保証する確かな高規格一級品です。
碗・蓋には「景徳鎮」の印があります。
右下は黒い布にかぶせて、下からランプで照らしたところです。

下の画像は光が透過していないので正確な色合いがよく写っています。
上の碗の画像は光が透過しているので青の色が薄くなっています。
お店のひとの説明によりますと、この蓋碗は高白泥にボーンチャイナを30～40％混ぜているそうです。
ボーンチャイナは普通の磁器より強度があって粘りがあり薄くつくることができます。
この蓋碗はとても薄く軽量です。夕暮れのうすい自然光でも光が透過する味わい深い白磁です。