ボーンチャイナの茶壺手描き緑山水

		磁器製茶壺急須紫砂茶壺は美しいことのほか軽く保温性にも優ます。しかしながら香りが付着するという特性があるために使用する茶を限定する必要があります。磁器の茶壺は手入れも簡単で気軽に使えることが便利なところです。コーヒー、紅茶用の輸出用の茶壺も多く、かたち、サイズも紫砂ほど個性的ではありませんが紫砂茶壺と同じくらい美しく多彩です。
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ボーンチャイナの茶壺　手描き緑山水

ボーンチャイナは地肌がやわらかい乳白色に仕上がるのが特徴です。普通の磁器の白は青白く貧相に見えるのでボーンチャイナは豊かで落ち着きがあります。

絵を加えるとすれば水墨画の墨のように描くと、乳白色の地肌がまるで和紙のように絵を引きたててくれます。
蓋碗は全周にわたり描けますが茶壺は表と裏に絵が分断されますのでこの茶壺のような中国独特の奇峰のような山をワンポイント的に描かれていて雰囲気があります。

緑の茶の色も引き立ちますが、紅茶やプーアル茶のようにコハク、琥珀色・エンジ、臙脂色トビ、鳶色の場合はもっと似合います。
中国ではコーヒー用として人気のある欧米向けの輸出用の茶器が多くあります。

ボーンチャイナ（bone china)はかつて紅茶の消費地であった英国が中国の茶器への憧れから不足する磁器の原料の土の代用として(骨灰）を利用したのが発祥です。

ボーンチャイナは普通の磁器より強度があって粘り強く、表面のきめが細かく、きず・茶渋が付きにくいのが特徴です。
品質の確かな高規格一級品です。

ボーンチャイナの茶壺　手描き緑山水H

この茶壺は蓋の通気孔はツマミの中心にある工夫茶器です。
工夫茶器らしく取っ手のかたちも機能的で持ちやすい工夫がされて蓋もピシッとしまります。烏龍茶・プーアル茶・高級紅茶などの香りが高くよく煎のきく茶に適しています。

満水の200ｍｌは烏龍茶としては多いほうですが、150ｍｌで淹れますと紫砂ほどのピッタリ感のない蓋なのでかみ合い部からのつたい漏れもなく余裕のある淹れかたができます。

ボーンチャイナの茶壺　手描き緑山水L