中国茶・相高茶荘の店長日記       トップページへ

03年05月03(土)
新型肺炎…  中国に帰っている協力者に買ってきてもらう品物の打合せのために電話をいれてみる。すると
電話会社から国別番号の前にもう一つ「010」の番号を入れるようにとのこと、また番号がふえる。さて電話がつながり例の「ウェイ…」という声、こどものようです。中国ではよく家に人を招くのでいろんな人が電話に出ます。「シャオチン ツァィマ」と言いますと「シャオチン マイトンシ」と返ってきます。買い物に行っているとのこと。
 そして夜中になって協力者から電話がかかって来ました。今日買い物に行って来たとのこと、なぜ昨日電話しなかったか?国際電話は「土・日」は安いのです。それに「相手しだいによっては恥をかいて全く通じないのです。なるべくそちおらからかけて下さい。
 さて、新型肺炎について聞いてみると福建省では全くないそうです。空港で厳重にチェックしているとのこと。中国ではスーパーマーケットでも店を出るときにレジから出てレシートと袋の中をチェックされるのを思い出して徹底するところはあると思いました。


03年05月05(月)
衝立…  もうすぐ午後七時です。急いでクルマに乗って「リリオ」というカーテン・じゅうたんの店に行く。本日は店舗改装につきのバーゲンセールの最終日です。茶館に使ういいカーテンはないかと見学に行ってみました。専門店だけあって高級品は有るのですが茶館に似合うようなものが見当たりません。
 でも喫茶と商品棚との仕切りに使う衝立の良いのがありました。アジアン風のバンブー製で籐製品とは違った繊細さのあるスッキリしたものです。即買うことに決め、クルマに積んで茶館まで運びました。搬入のついでにダンボールをかたずけて月に一度の「有価物の収集場所」まで運びます。住宅地での営業はゴミの出し方に気配りがいります。


03年05月06(火)
座布団をまくらに…  今日はカラオケ教室の日なので久々に茶館に出向きました。お出しした茶は祁門紅茶の良いものでしたが途中に茶館を提供して下さっている伊藤さんが来られて早くオープンするように言われました。最近は茶館オープンのまえに茶器のページを作ろうと睡眠不足です。昼食を食べた後に茶館の和室で座布団をまくらに横になっているとじつ、ほんとうに気持ちがいいのです。うとうとしてしばらく寝てしまいました。
 今日は三階に天井の蛍光灯を良い物に交換して後は郵便局と銀行に寄らなければならないのでまた明日です。

3年05月07(火)
ヘルパーさん…  我が家に初めてヘルパーさんが来ます。朝からかたずけや掃除となりました。母は退院した母の介護認定は「要支援」ということで一週間に三日間で一日に一時間で内容は調理・掃除・洗濯・買い物などです。通院の付き添いは出来ません。でも一人では病院に行けない状態なのにこれでは困ります。母はもう一度、介護認定の申請を検討していただくと言っていました。


03年05月11(日)
オークション開かず…  今日は朝から雨です。こんな日曜日はパソコンの前でオークションにかぎります。家に居ながらステキな買い物ができるのですからオークションは便利なものです。ところがオークションのページを開いてお目当ての商品のページをいくつか巡っているうちに、どのページも開かなくなってしまいました。パソコンの電源を切って操作を繰り返しても結果は同じです。他のページは全く問題なしなので多分みんながオークションに参加して繋がりにくくなっているのでしょう。
そのために売り手市場になって価格も上がり気味です。こんな日は諦めてまたの日にしてみると意外な安値で落札できたりするものです。携帯がなるので電話にでると開店予定の茶館に来た知り合いからまだ開店してないのか?という「イタイ」お問い合わせです。
 今日は日曜日にもかかわらずっホームページの訪問者が多かったです。これも雨のせいでしょうでも中国茶教室のページがかなり多かったのは気がひけます。早く開店しなければ…

03年05月13(火)
若葉が街に、でも異変が…  母をクルマで駅前の歯医者まで送りましたが駅前には緑が少なく我が家の近くには新緑が目立ち気持ち良くなってきました。ところが異変が起こっています。でも毎年この季節に起こることなので今年も同じだなと思いました。
 何のことかと言いますと夜遅く粗大ゴミを所定の場所に捨てに行った時に収納する小屋が粗大ゴミであふれて外側まで粗大ゴミでいっぱいになっているのです。毎年、四月五月は進学や就職に転勤など生活が変化する時期でもあるし模様替えも重なりカタヅケによる生活物資が吐き出される時期のようです。でも何となく「ゴミ達」には生活のニオイがあり夜と重なり寂しさを感じます。

03年05月14(水)
若いヘルパーさん
…  ヘルパーさんというイメージは年配のご婦人を思い描きますが今日、我が家に来たヘルパーさんは二十代の若い人だったと母が言っていました。それにとても気のきく人で時間だけ仕事をすれば良いという態度ではなく壊れた家具などの補修も試みられたそうです。
 バブルの時期は女子社員の質が問われていましたが、昨今の不況が新規採用の抑制となり若い人の失業率が高いことが問題となっていますが、その厳しさゆえか熱心に仕事をする若い人が増えていることは明るいことですが、それを受け入れるところを作らなければと感じました。
 私は中国へ仕事に行きますが、マスコミでは中国の経済躍進ばかり取り上げていますがまだまだ失業率は高いのです。中国で生活していると日本は少し忙し過ぎるのではと感じますが今の若い人が希望と誇りが持てないというのはいかがなものでしょうか。


03年05月15(木)
白い色…  茶器の撮影をしたいのですがあいにく連日の雨で先のばしにしました。パソコンの近くのテレビは点けていることが多いのですが、最近は白い装束の集団なるニュースが新型肺炎とともに報道されています。
 事の真相は別にして、あの白い色はどうもイタダケマセン。日本人は白い色が好きらしく国旗も半分白いし、パンも米も紙も漂白する癖があります。スポーツウエアなどはテニスやバドミントンを除いて脱白化は進んでいますが、ワイシャツなどまだまだ白が主流のようです。
 そこで中国で困ることは赤い封筒です。中国では白い色は死んだ人を表す意味があり、好意を示す意味で人にお金を包む時に絶対に白い封筒を使ってはいけないのです。日本で良いのが無ければ中国では赤い封筒が売られていますから現地の中国人に頼むのが宜しいでしょう。

03年05月20(火)
ふわふわーとする
…  今日のカラオケ教室でお出しした茶は「桂花茶」です。以前に薔薇茶(メイ瑰茶)をお出しして好評でしたので今度はまた花茶の「桂花茶」をお出してみたところやはり好評でした。お茶をお出しする前のお話では「腸」に良いような茶は…というお話でしたので薔薇茶(メイ瑰茶)と同じように元気の出る「桂花茶」をお出ししてみました。カラオケの先生は「ふわふわーとする」と言ってました。
日本で売られている「桂花茶」というと安価な緑茶に桂花を少し混ぜたような品が多くてカラオケの先生のような「ふわふわーとする」という表現にはならない品が多いようです。「薔薇茶」を飲んだ人が「プロポリス」に似ていると言ってましたが花茶には花の精が潜んでいるようです。最高の生ジュースを飲んでもこの感動はありません。次回の教室開催日にお持ちするという事で「桂花茶」ともう一つの評判の良かった「祁門紅茶」のご注文をいただきました。お値段は50g1000円と言ってしまいましたが1200円でした。「桂花茶」は「薔薇茶」よりも仕入れは高くそのため店頭で少ないのかもしれません。

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